【解説】
宿泊療養中と入院等調整中が増加、入院中と自宅療養中が減少。特に入院等調整中が著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。入院中が19名減少。重症2名、中等症3名減少して45名に、死亡5名減少して2名に。
【解説】
本日9/10(土)は昨日と比べると新規感染者数と病床使用率が減少、感染経路不明の割合と新規感染者数の比が増加。新規感染者数の今週先週比1.0未満が14日間続く。病床使用率が1週間前より10%減少して30%代に。感染の状況は4項目中3項目が基準値以上。病床使用率レベル2、重症病床使用率レベル1が続く。
【解説】
本日9/10(土)の直近1週間の移動平均値は入院等調整中が増加に転、入院中、宿泊療養中、自宅療養中の減少が続く。その結果、療養者数の減少が続く。重症の減少が続く。
【解説】
7日間平均を１週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると経路不明、調査中、10歳未満、60歳以上の減少が続く。その結果、新規陽性の減少も続く。
【解説】
本日9/10(土)、新たな集団感染3件
・前橋市内の高齢者福祉施設で20名(利用者19名、職員1名)
・館林保健所管内の高齢者福祉施設で5名(所者3名、職員2名)
・館林保健所管内の高齢者福祉施設及び併設の介護事業所で9名(入所者8名、職員1名)
既に発表されている集団感染の追記2件
・9/8高崎市内の高齢者福祉施設で入所者3名の追記（23名に）
・9/6高崎市内の高齢者福祉施設で職員1名の追記（43名に）
新規陽性者は先週の土曜日の1,537名より294名減少して1,243名（0.81倍)。新規感染者数が先週の同曜日と比べて17日間減少が続く。感染経路不明の割合が85%、調査中が18%。年代別に見ると、30代以下が57%(10歳未満が17%、10代が15%、20代と30代が25%)、60歳以上が15%。7日間平均を１週間前と比べると20代と30代は同じ28%、60歳以上は2％減少して14%。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近１週間の新規陽性者の移動平均値を9/9(金)の値と比べると12保健所中8保健所(渋川、伊勢崎、安中、藤岡、吾妻、利根沼田、太田、桐生)で減少、4保健所(前橋、高崎、冨岡、館林)で増加。12保健所で40.8名から70.1名/日。
佐竹幸子（元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長）