群馬県は決断結果を発表!県民は今後もデータを読み解いた行動を!(2/20土)


【解説】
本日2/19(金)に政府より都道府県別6指標の発表がありました。先週に引き続き、関東7都県の値を抜粋して表にしました。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000742491.pdf
関東7都県のうち4県はステージ4がなくなりました。群馬県は緊急事態宣言下にある神奈川県とほぼ同じ状況です。

【解説】
2/19(金)、医療提供体制の①病床の逼迫具合の病床使用率と②療養者数は低下し続けています。しかし、足踏みが続いていた感染の状況の⑤新規感染者数の比がステージ3にアップしました。④新規感染者数と⑥感染経路不明者の割合が増加に転じないか注視中!

【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を見ると群馬県全体の値は2/12(金)と同じ値で完全に1週間足踏み状態が続いています。今後は、営業時短要請持続が決定(赤色の伊勢崎と館林管内の大泉町)した2つの保健所管内と解除が決定した4つの保健所管内(黄色の前橋、高崎、太田、桐生)の変化に注目してデータを読みましょう!

【解説】
2/19(金)も感染経路不明率と高齢者の割合が依然として高い。高崎で院内感染、藤岡で高齢者福祉施設での施設内感染の兆しがあります。感染拡大がないことを願っています。
このような状況下で、群馬県は決断結果を2/19(金)に発表しました。県民は、今後もデータをしっかり読み解いて行動しましょう!

【解説】
宿泊療養中が大きく減少しました。その結果、5人に1人が入院等調整中となりました。

【解説】
直近1週間の移動平均値を見ると、入院中と宿泊療養中は減少が続いていますが、入院等調整中は足踏み状態がまだ続いています。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)