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執筆者の写真 EBIC Jr.

群馬県の感染状況は加速しながら微増中 でも良い兆しも見え始めています(2/5金)



【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を前日2/3(水)の値と比べると、吾妻が黄色からに橙色に、藤岡は逆に橙色から黄色に変化しました。伊勢崎と桐生はそれぞれの値がさらに増加しました。

桐生の5.3名/日を1週間あたりに換算すると37.1名/週であり、これは現在全国1位の東京都35.6名/週よりも高い値です。1週間前1/28(木)の桐生は0.8名/日で落ち着いた状況でしたが、今の状況は・・・。吾妻も同じです。このようなことが起こりうるのです。しかし、それぞれの施設や学校で、ガイドラインをもう一度見直して遵守を強化すれば、1週間で元の落ち着きを取り戻せます。新しい生活様式が習慣になるように頑張りましょう!

群馬県全体の値は微増中で、現在の値は緊急事態宣言下の愛知県や岐阜県よりも高い値です。

近隣の都県、群馬県全体、自分が住んでいる市町村の現在の感染状況を把握して、できることから少しでも改善しましょう。緊急事態宣言対象県にならないために、群馬の底力を発揮しましょう! できます!今までできつつあったのですから。


より


【解説】

本日2/4(木)に、新たな集団感染が食品製造工場(食肉加工)で確認されました(従業員7名)。すでに集団感染が発表されている吾妻保健所管内の専門学校で生徒1名、桐生市内の住宅型有料老人ホームで職員1名の追記がありました。

感染経路が判明している伊勢崎22名(未就園児2名、未就学児1名、園児2名、小学生2名、高校生1名、高齢者1名を含む)の73%が同居家族内感染です。感染経路不明の6名中3名が医療従事者なのも気になります。新たな集団感染にならないことを願っています。

2/5(金)17:00から群馬県知事と伊勢崎市長の合同記者会見があります。現場の問題を最も良く把握している職員が施設利用者や生徒を感染から守るために改善できることは何かをこの記者会見のメッセージから見つけましょう。


【解説】

感染状況の⑤新規感染者数の比が1.2になりました。感染者数は増加速度をあげつつ進行しています。緊急事態宣言の対象となった11都府県の中で⑤新規感染者数の比が最も高い埼玉県でも0.82(2/2現在)です。


【解説】

退院・退所が少なかったので、宿泊療養中と入院調整中が増加して療養者数が増加しました。しかし、入院中は大幅に減少しました。


【解説】

直近1週間の移動平均値でみると、入院調整中は加速しながら増加が続いています。しかし、宿泊療養中がようやく増加(1名)に転じました。良い兆しです。第3棟目の宿泊療養施設の運用が軌道に乗り始めていることを願っています。宿泊療養施設の運用が順調になれば、本来の入院調整中(入院・宿泊施設調整中ではなく)は自然に減少します。

入院中がごく僅かですが再び減少に転じました。良い兆しも見え始めています。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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