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執筆者の写真 EBIC Jr.

緊急事態宣言解除の目安となる6指標の見方をデータから学ぼう!(2/2)



【解説】

2/1に新たな集団感染は確認されませんでした。しかし、既に集団感染として発表されている桐生市内の住宅型有料老人ホームで4名、伊勢崎保健所管内(玉村町)のバーで1名の追記がありました。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を1/31の値と比べると、太田が黄色から白色に変化しました。群馬県全体の値は高止まりです。


【解説】

入院中は変化なし、宿泊療養が減少して、入院院調整中が増加。

直近1週間の移動平均値は、総患者数が9名減、入院中は1名減で減少速度はさらに低下しましたが、依然と減少が続いています。宿泊療養中も減少し、入院調整中が増加に転じました。宿泊療養の運用が軌道に乗っていない感がします。他県も同様な傾向が見られますので、宿泊療養の基準や見直しが必要なのかもしれません。


【解説】

6指標のステージに変化はありません。医療提供体制の①病床使用率は低下が止まって高止まりになりました。しかし、②療養者数は再度低下し始めました。感染状況の④新規感染者数が減少に転じました。が、⑥感染経路不明者の割合は増加が続いています。今が大切な時期です。感染状況が改善すれば、必ず医療提供体制は改善します。


より

緊急事態宣言の対象となっている11都府県の状況を把握するために、6指標を見やすい表にしてN H Kのホームページに掲載される様になりました。上の表は1/27時点。下の表は1/12時点。約2週間で、かなり改善されたことが分かります。現在は、1/27から更に1週間が経過しているので、栃木県はステージ4だった②療養者数がステージ③あるいは②になって解除になるかもしれません。2/2の夜に正式決定予定。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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