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執筆者の写真 EBIC Jr.

子供の間で集団感染(保育施設、小学校、中学校)が続いています(1/17)



【解説】

死亡2名。前日(1/15)と較べて重症者数変化なし、入院中数10名減、総患者数変化なし、宿泊療養中24名減、入院調整中14名増です。総患者数の3人に1人強(37%)が入院調整中です。退院・退所などが88名もありました。これらの手続きのための人出が十分でないのかも知れません。宿泊療養中が減少して、入院調整中が増加しています。入院調整中が最も多い割合になりました。群馬県でも既に経験した様に、入院調整中に急変して死亡する例が再発しないかと心配です。

直近1週間の移動平均値は数総患者数16名増、入院患者数2名増。減速しながら感染拡大中です。


【解説】

藤岡市の中学校で新たな集団感染7名(生徒6名、職員1名)の発表がありました。1/11に陽性が確認された生徒の同居家族1名(学校教員)と濃厚接触者1名(生徒)の陽性が1/12に確認されました。疫学調査が始まり1/15に生徒4名の陽性が確認されて、本日1/16の発表となったことがデータから推測されます。既に発表されている集団感染(教会関係2名、太田市の介護事業所で利用者1名の追記がありました。

新規感染者数が最も多い19名の館林は、大泉町9名、館林市7名、館林保健所管内2名、邑楽町1名でした。大泉町は依然と同居家族内感染が多く、館林市7名のうち4名は同じ家族内(3世代)での感染でした。

高崎で感染経路が明らかになっている9名は同居家族が5名、その他の濃厚接触者4名のうち3名は職場で濃厚接触者(医療従事者2名を含む)となっています。医療従事者2名のリンクを追いました。発端陽性者と同日1/14に家族2名(医療従事者、同じ職場?)の陽性を確認、職場である医療機関に勤務する医療従事者2名の陽性を1/15に確認、本日1/16の発表。迅速な対応でした。

感染経路不明者は伊勢崎9名、太田9名、前橋8名。高齢者18名(20%)のうち8名(医療従事者1名を含む)が感染経路不明です。


【解説】

人口10万人当たりの直近1週間の移動平均値は、伊勢崎と藤岡で3.0名以上/日となりました。前橋と高崎は増加傾向にあります。


【解説】

政府の6指標のうち、ステージ4が4つ、ステージ3が1つです。

群馬県から警戒度移行の判断基準は毎日発表されるようになり、10/16のデータが発表されています。PCR陽性率が10.1%になっています。

厚生労働省から毎週金曜日に「都道府県の医療提供体制等の状況(医療提供体制・監視体制・感染の状況)」が発表されています。2021年1月15日が最新更新データです。PCR陽性率は1/10の直近1週間なので8.5%になっています。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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