●患者数(12月18日9:30発表)
総患者数: 410名
入院中: 191名(重症5名)
宿泊療養中: 118名
入院調整中: 101名
退院・退所等: 1名(死亡0名)
●新規陽性患者(12月17日 22:02発表)
伊勢崎 10名
館林 7名
太田 6名
前橋 6名
渋川 6名
桐生 4名
高崎 4名
安中 1名
富岡 1名
利根沼田 1名
藤岡 0名
吾妻 0名
その他 2名
計 48名
東毛地域 56%(27名)
年齢60代以上 25%(12名)
感染経路不明 46%(22名)
●解説
新規陽性患者の傾向(地域、年齢、感染経路不明率)に変化はありませんが、患者数が400名を超えました(401名)。入院中は191名で200名を超えそうな勢いで増えています。高齢者が多いためか退院・退所等が1名のみでした。
病院はかなり逼迫しています。警戒度が4にアップしたのは当然です。ですが、警戒度4の意味を理解できない方が周りにも大勢います。テレビが唯一の情報源の方も多いので、テレビのローカルニュースでもっとお知らせしても良いかな?と思います。
【入院調整中患者数】
記者会見時に記者から入院調整中患者数が減少しない原因について質問がありました。入所手続きなどが間に合わないとの回答でした。さらに増え続けて100名を超えました(101名)。保健所などの関係者の方々、ご苦労様です。これから、さらに寒くなるので、患者が増える可能性大です。すでに過労状態だと思いますので、群馬県民が一丸となってこの危機を乗り越えられるようなシステムができたらと思います。
【恵愛堂病院クラスター】
全職員を対象にPCR自主検査を実施中。結果は後日報告予定。
【通所介護事業所(デイサービス)】
群馬県より、桐生市内の介護事業所内において、令和2年12月14日までに8名の感染が判明したと発表されました(桐生市ホームページ12/17更新)。
桐生市ホームページ
残る28名の検査結果は12月17日の発表データにはありませんでした。
県から12月15日発表(第2報)。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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