【解説】
本日1/19(水)、4つの新たな集団感染発表。高崎市内の私立高等学校で生徒18名、前橋市内の保育施設で7名(園児3名、職員4名)、前橋市内の福祉事業所で5名(入所者4名、職員1名)、藤岡市内の高齢者福祉施設及び併設の介護事業所で8名(入居者6名、職員1名、通所職員1名)。1週間で16の集団感染発生。
1/12発表の前橋市内の高等学校(事例2)で生徒4名の追記(80名に)、1/19発表の前橋市内の製造工場で従業員3名の追記(8名に)。
新規陽性者は先週の水曜日の193名より251名多い第5波のピークを越える444名。感染経路が判明している新規陽性者200名(高齢者35名、10歳未満30名を含む)は濃厚接触者27名、接触者15名、同居家族11名、濃厚接触者等147名。感染経路不明者244名(高齢者27名、10歳未満19名を含む)のうち84名(34%)が調査中。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を1/18(火)の値と比べると1保健所(富岡)で減少、11保健所(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、藤岡、吾妻、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。10名以上/日が12保健所中7 保健所に増加。
【解説】
本日1/19(水)は昨日と比べると新規感染者数、感染経路不明の割合、病床使用率が増加。感染経路不明の割合が基準値50%以上続く。新規感染者数比は1.0以上が10日間連続を超えた20日間連続。感染の状況4項目中4項目が基準値以上に。病床使用率30%を越えてレベル2が続く。重症病床使用率は減少して0になり、レベル1を維持。
【解説】
宿泊療養中が減少。入院中、自宅療養中、入院等調整中が増加。特に自宅療養中が著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。重症1名減少して0名に、中等症8名増加して28名、死亡0名。
【解説】
本日1/19(水)の直近1週間の移動平均値は全て(入院中、宿泊療養中、自宅療養中、入院等調整中)増加が続く。その結果、療養者数も加速して増加。入院率は日毎に減少が続く、40%未満が28日間続く。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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