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執筆者の写真 EBIC Jr.

高崎が2名未満/日に、医療提供体制の2指標は依然としてステージ4(5/20木)



【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を5/19(水)と比べると、高崎、渋川、伊勢崎、吾妻で減少。前橋、安中、藤岡、太田、館林で増加。その結果、群馬県全体で増加。高崎と渋川が2名未満/日となりました。


【解説】

新たな集団感染が昨日5/19(水)に前橋市内の保育施設で6名(園児1名、職員5名)、本日5/20(木)に伊勢崎市内の医療機関で14名(患者9名、職員5名)、館林保健所管内の工場で従業員8名の発表がありました。既に発表されている前橋市内の病院(5/7)の集団感染で6名(患者2名、職員4名)の追記がありました。

新規陽性者が12保健所中10保健所で確認され、伊勢崎、前橋、館林、高崎、太田で85%(52名)。感染経路が判明している新規陽性者41名のうち15名は濃厚接触者/接触者、14名は同居家族、12名は接触者検査陽性者。

感染経路不明者25名を6保健所管内で確認。伊勢崎、前橋、高崎、館林で75%(50名)。変異株患者9名(感染経路不明67% 6名)が発表され、429名になりました。


【解説】

②療養者数と④新規感染者数の減少傾向が続いていますが、5指標のうち医療提供体制の2指標がステージ4、監視体制と感染状況の2指標がステージ3のままで変化ありません。


【解説】

本日5/20(木)の直近1週間の移動平均値は、宿泊療養中の減少が止まりました。しかし、入院中の減少は続き、入院等調整中の減少速度が上がっています。その結果、療養者数の減少速度も上がっています。医療提供体制は徐々にですが良い方向に向かっています。


【解説】

入院等調整中が大きく減少し、入院中も減少。その結果、療養者数も減少。入院等調整中は改善されつつあり、療養者の5人に1人に近い22%(139名)。自宅での急変とならないことを願っています。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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