重症病床使用率レベル2へ、療養者数の7日間平均の増加続く(2/18金)
更新日:2022年2月19日


【解説】
本日2/18(金)は昨日と比べると新規感染者数、感染経路不明の割合、新規感染者数比、病床使用率が減少、重症病床使用率が増加。感染の状況4項目中3項目が基準値以上続く。病床使用率はレベル3が続く。重症病床使用率はレベル2へ転。

【解説】
本日2/18(金)の直近1週間の移動平均値は全て(入院中、宿泊療養中、自宅療養中、入院等調整中)が増加。特に入院等調整中が著しく増加。その結果、療養者数は速度を増して増加。重症の増加が続く。

【解説】
本日2/18(金)、新たな集団感染3件。
・高崎市内の高齢者福祉施設で12名(入所者3名、職員9名)
・富岡保健所管内の障害福祉サービス事業所(通所)で11名(利用者7名、職員4名)
・藤岡市内の高齢者福祉施設で入居者7名
既に発表されている集団感染1件で追記。
・1/28 発表 高崎市内医療機関(事例2)で入院患者1名の追記(71名に)
新規陽性者は先週の金曜日の947名より197名少ない750名(0.79倍)、再び減少に転。感染経路が判明している新規陽性者311名(高齢者54名、10歳未満52名を含む)は濃厚接触者56名、接触者6名、濃厚接触者等249名。感染経路不明者439名(59%)(高齢者51名、10歳未満72名を含む)。

【解説】
入院中と入院等調整中が減少、宿泊療養中と自宅療養中が増加。特に入院等調整中が著しく減少。その結果、療養者数も著しく減少。重症1名増加して12名、中等症6名減少して89名、死亡4名。

【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を2/17(木)の値と比べると12保健所中2保健所(藤岡、冨岡)で減少、10保健所(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、吾妻、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。1保健所(安中)10名未満/日、11保健所で10名以上/日。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)