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重症病床使用率レベル1にアップ、病床使用率最高レベルの3に近づく(7/22金)



【解説】

本日7/22(金)は昨日と比べると新規感染者数、感染経路不明の割合、病床使用率が増加、新規感染者数の比が減少。感染経路不明の割合の増加が続いて79%に、検査の陽性率が急激に増加して70%(1週間前の1.7倍)に。新規感染者数の今週先週比1.0以上が21日間連続。感染の状況は4項目全てが基準値以上。病床使用率のレベル2が続くが最高レベルの3に近づく、重症病床使用率10日間続いていたレベル0がレベル1にアップ。


【解説】

全て(入院中、宿泊療養中、自宅療養中、入院等調整中)が増加、特に自宅療養中が1.000名以上も著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。重症2名増加して2名に、中等症1名増加して42名に、死亡1名増加して2名に。


【解説】

本日7/22(金)、新たな集団感染9件。

・高崎市内の高齢者福祉施設11名(入所者7名、職員4)

・利根沼田保健所管内の医療機関で6名(入院患者3名、職員3名)

・安中市内の医療機関で5名(入院患者3名、職員2名)

・みどり市内の介護事業所利用者9名

・みどり市内の医療機関で5名(入院患者3名、職員2名)

・富岡保健所管内の高齢者福祉施設で29名(入所者22名、職員7名)

・伊勢崎市内の医療機関で5名(入院患者2名、職員3名)

・伊勢崎市内の高齢者福祉施設及び関連の介護事業所で6名(入所者4名、利用者1名、職員1名)

・館林保健所管内の高齢者福祉施設で7名(利用者2名、職員5名)

既に発表されている集団感染の追記1件。

・7/20高崎市内の医療機関で8名(入院患者6名、職員2名)の追記(26名に)


新規陽性者は先週の金曜日の957名より1,017名増加して1,974名(2.06倍)。調査中が21%、感染経路不明の割合が81%。年代別に見ると、30代以下が61%(10歳未満が14%、10代が17%、20代と30代が30%)、60歳以上が11%。7日間平均を1週間前と比べると20代と30代では1%増加して28%、60歳以上は2%増加して12%。


【解説】

本日7/22(金)の直近1週間の移動平均値は入院等調整中が減速増加、入院中、宿泊療養中、自宅療養中が加速増加。その結果、療養者数も加速増加。10日間連続0名だった重症が増加に転。中等症と死亡の増加が続く。


【解説】

7日間平均を1週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると調査中の急激な増加が続き(1週間前の8.0倍)、経路不明、10歳未満、60歳以上も加速増加。その結果、新規陽性者も加速増加。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を7/21(木)の値と比べると12保健所全て(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、藤岡、富岡、吾妻、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。12保健所で45.0名から74.5名/日。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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