【解説】
昨日5/7(金)の数値と比べると、①病床使用率、重症病床使用率、②療養者数、④新規感染者数、⑤感染経路不明者の割合が増加。重症病床使用率がステージ3の一歩手前になりました。⑤感染経路不明者の割合もステージ3/4に近づきました。5指標のうち4指標がステージ4。
【解説】
重症患者が一気に6名増加。入院中と入院等調整中が大きく増加し、その結果、療養者数が著しく増加。入院等調整中の患者が178名、療養者数の4人に1人以上26%が自宅にいます。
【解説】
直近1週間の移動平均値は全て(入院中、宿泊療養中、入院等調整中)で増加が続いています。その結果、療養者数の増加も続いています。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を5/7(金)と比べると、安中、冨岡、利根沼田、太田、館林で減少。前橋、高崎、伊勢崎、桐生で増加。その結果、群馬県全体で増加。
【解説】
本日5/8(土)に新たな集団感染が館林市の警察署で職員5名の発表がありました。
新規陽性者は高崎、伊勢崎、前橋で74%(84名)。感染経路が判明している新規陽性者57名のうち23名は濃厚接触者/接触者、25名は同居家族、9名は接触者検査陽性者。感染経路不明者56名が9の保健所管内で確認され、高崎と前橋だけで70%(39名)。今後引き続き新規陽性者の増加が懸念されます。
変異株患者14名(感染経路不明者12名を含む)が発表され、189名になりました。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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