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執筆者の写真 EBIC Jr.

群馬県はステージ4の一歩手前で踏ん張っています(1/14)




【解説】

死亡0名。前日(1/12)と較べて重症者数変化なし、入院中7名増、総患者数28名増、入院調整中23名増、宿泊療養中2名減です。総患者数増加を入院調整中増加で補ったことになります。総患者数の4人に1人強(28%)が入院調整中である状況が続いています。

直近1週間の移動平均値は数総患者数35名増、入院患者数6名増。感染拡大中です。


【解説】

分母となる検査数が増加した更新データを基に再計算すると、P C R陽性率(直近1週間))は10%未満を維持しています。

人口10万人当たりの新規感染者数(直近1週間)はステージ4(25人)の一歩手前の24人で踏ん張っています。そして新規感染者数の先週比はごくわずかですが低下傾向にあります。

しかし、病床使用率と人口10万人当たりの療養者数は漸増しています。退院調整に時間を要し、入院日数が長くなっているのかも知れません。感染症から回復したけれども後遺症や持病悪化のために転院先確保が困難なのでしょう。困難と言うことは不可能ではないと言うことを意味しています。群馬県が12番目の緊急事態宣言発出県にならない様に、ここ一番踏ん張りどこです。


【解説】

既に発表されている集団感染に追記がありました。太田市内の教会関係13名(県外陽性例9名を含む)と太田市内の介護事業所が利用者2名です。伊勢崎と太田は、この影響で感染者が増えています。館林11名中9名が大泉町でした。

感染経路不明者は高崎9名、太田6名、伊勢崎6名。感染経路不明の高齢者は4名のみで、一時期よりも減少しています。みどり市と大泉町が1名、利根沼田保健所管内が2名。明日以降、新たな集団感染発生の発表がないことを願っています。


人口10万人当たりの直近1週間の移動平均値は、群馬県全体で2.8名/日に低下しました。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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