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群馬県の医療提供体制は微々たる変化ですが悪化方向へ(3/5金)



【解説】

直近1週間の移動平均値は、入院中、宿泊療養中、入院等調整中、療養者数の全てで増加となり、療養者数の増加速度が上昇しています。まだ微々たる変化ですが、群馬県の医療提供体制は悪化方向へ向きを変えました。


【解説】

入院中は変化なし。宿泊療養中と入院等調整中が増加し、結果として療養者数が増加しました。


【解説】

2/27(土)から8床増加しましたが、医療提供体制の①病床使用率と感染の状況の④新規感染者数は、1週間前と比べると、いずれも悪化したままの足踏み状態が続いています。感染の状況の⑤新規陽性者数の比が徐々に増加していますが、⑥感染経路不明者の割合が徐々に減少する良い傾向が続いています。しかし、その減少速度は低下しています。


【解説】

館林保健所管内の大泉町で1名の感染経路不明者から3名の同居家族(小学生1名と学生1名を含む)に、桐生保健所管内のみどり市で1名の感染経路不明者から2名の同居家族(高齢者と保育園職員を含む)に感染拡大がありました。

県外陽性者の同居家族や濃厚接触者が4名(吾妻2名、高崎1名、大泉町1名)。統計には入りませんが、接触者検査で陽性となった会社員(県外)3名(大泉町2名、館林保健所管内1名)の報告もあり、今後、家族内での感染拡大が危惧されます。

感染経路不明者が7名に増加しました。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を3/3(水)と比べると、吾妻が白色から黄色に変化し、桐生と館林で数値が増加しました。太田が橙色から黄色に変化し、伊勢崎と藤岡で数値が減少して回復傾向です。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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