群馬県のコロナ感染の中心が東毛地域から県央地域に変化?(1/7)

●患者数(1月6日)

総患者数: 353名

  入院中: 174名(重症11名)

  宿泊療養中: 134名

  入院調整中: 45名

退院・退所等: 57名(死亡1名)

【解説】

死亡1名。前日(1/5)と較べて、重症者数1名増、総患者数1名増ですが、入院中6名減。直近1週間の移動平均値では数総患者数2名増。入院患者数2名減。総患者数は増えているけれども、入院を必要とする患者は減少しています。


●保健所別新規陽性患者発生状況(1月6日)

高崎 19名

前橋 13名

伊勢崎 11名

太田 4名

館林 4名

その他 3名

渋川 2名

桐生 2名

藤岡 1名

59名

東毛地域 36%(21名)

年齢60代以上 17%(10名)

感染経路不明 49%(29名)


【解説】

4日間連続発生していた集団感染がストップしました。

高崎の19名は集団感染者追加4名、集団感染者の家族6名(小学生1名と未就学児1名を含む)、県外陽性例の濃厚接触者4名、経路不明3名、濃厚接触者2名。集団感染関係が10名、年末年始関係が7名。集団感染者の4家族中「3家族は児童とともに入院またはホテル療養を基本として、県と調整中」。小児科学会のガイドラインに従った判断だと思われます。


前橋の13名は感染経路不明10名(高齢者4名を含む)、同居家族2名、濃厚接触者1名。今後、感染経路不明10名の濃厚接触者の検査結果が判明すると新規陽性者が増加すると思われます。

伊勢崎の11名は同居家族7名、濃厚接触者2名、感染経路不明高齢者2名。東毛地域は同居家族の割合が高いですが、濃厚接触者が減少しました。しかし、前橋と同じく、感染経路不明者に高齢者が含まれているので集団感染に発展しないことを願っています。

感染経路不明者は、その他の保健所管内でも11名(太田4名、館林3名、渋川2名、桐生1名、藤岡1名)。明日12/7以降の新規陽性者は群馬県全域で増加する可能性が大です。



東毛地域で減速、県央地域で加速がついている様子が上図の保健所ごとの人口10万人当たりの1週間の移動平均値を比較する(1週間前と現在)と良く解ります。群馬県のコロナ感染の中心が東毛地域から県央地域に変化しています。県央地域(高崎)の感染源は県外です。東毛地域と県央地域の感染状況の変化は関連しておらず、相対的なものでもありません。

いずれの地域も年末年始を新しい生活様式で過ごした家族が大多数ですが、いつもの年末年始を過ごした家族がごくわずかいた、そのわずかな数の違いだと思います。これは、群馬県特有な現象ではないので、本日、非常事態宣言を1都3県に発出せざるを得ない状況になったのだと思います。社会経済活動とコロナ対策の両立は、難しいと言うことでしょう。国民がワンチームになって我慢の時は我慢をするのは難しい。マシュマロテストでマシュマロを食べずに我慢できない子供はいるのです。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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