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病床使用率のみステージ3、デルタ株による市中感染の始まり?(6/9水)



【解説】

本日6/9(水)は昨日と比べると、①病床使用率、重症病床使用率、⑤感染経路不明者の割合が減少。ステージ3は病床使用率のみ。


【解説】

本日6/9(水)、新規陽性者が12保健所中7保健所で17名確認。高崎(6名)と館林(4名)で58%(10名)。感染経路が判明している新規陽性者16名のうち 7名は同居家族、6名は濃厚接触者/接触者、3名は接触者検査陽性者。感染経路不明者は1名のみ。

変異株患者N501Yが4名(感染経路不明2名 50%)発表されて660名になりました。変異株患者R453Lが7名(感染経路不明2名 29%)発表されて19名に。この7名のうち3名はデルタ株で、2名は感染経路不明。デルタ株による市中感染が危惧されます。



【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を6/8(火)と比べると、高崎、渋川、藤岡、富岡、館林で増加。前橋と吾妻で減少。その結果、群馬県全体で横ばい。


【解説】

宿泊療養中と入院等調整中が微増。しかし、入院中が減少。その結果、療養者数が減少。重症者は1名減少して12名。死亡者は1名減少して0名。


【解説】

本日6/9(水)の直近1週間の移動平均値は、全て(入院中、宿泊療養中、入院等調整中)が減少。その結果、療養者数の大きな減少が続いています。しかし、減少速度は低下傾向。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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