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病床使用率が低下!?(1/23)



【解説】

死亡0名。前日(1/21)と較べて重症者1名増。退院・退所等が多かったので、総患者数、入院中、入院調整中が大きく減少。宿泊療養中やや増加。入院調整中率(27%)もさらに減少しました。

直近1週間の移動平均値(ブログ12/7の解説編3を参照)は、総患者数が13名減で減少が4日間続いています。入院患者数は2名減で減少が3日間続いています。微々たる変化ですが、良い方向に向かっています。


【解説】

既に発表されている集団感染藤岡市の中学校生徒1名の追記がありましたが、新たな集団感染の発表はありませんでした。伊勢崎市で感染経路が判明している10名中9名は同居家族内感染(園児1名、未就学児2名を含む)でした。


【解説】

人口10万人当たりの直近1週間の移動平均値は利根沼田で黄色から橙色に変化しましたが、群馬県全体で低下し始めました。これが、変動の範囲内ではないことを願っています。


【解説】

検体数の追加があったので、P C R陽性率が一気に低下しました。政府の6指標を1週間前の木曜日1/15と比較すると、6指標は全て同じステージに止まっており、高止まりです。それぞれの指標の数値を観ると、①病床使用率(63%から60%)と②療養者数(33人から28人)が低下しています。



毎週金曜日に政府から発表される都道府県のデータから群馬県のデータだけを抜粋した表を作成しました。項目によって解析した月日が若干異なります。前週差でみると医療提供体制の②療養者数と感染状況の3つの指標④、⑤、⑥が低下しています。つまり、6つの指標のうち4つの指標で低下していることになります。残念ながら、医療提供体制の①病床使用率は増加(1/19)。週単位で増減を観察しているので俯瞰でき、傾向を把握できます。

問題は医療提供体制の①病床使用率のみですが、本日1/22の解析では減少しています。今年になって新規陽性者に高齢者の割合が低下しているので、一時的減少ではないことを願っています。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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