【解説】
昨日5/6(木)の数値と比べると、①病床使用率、②療養者数、④新規感染者数が増加して、①病床使用率はステージ3からステージ4になりました。③PCR陽性率は本日5/7(金)に連休中の4/30(金)から5/5(水)検査数の追加修正結果が発表されましたが、10%でステージ4。したがって、5指標のうち4指標がステージ4になりました。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を5/6(木)と比べると、高崎と渋川で減少。前橋、伊勢崎、安中、利根沼田、太田で増加。その結果、群馬県全体で増加。
【解説】
本日5/7(金)に新たな集団感染が伊勢崎市の有料老人ホームで5名(入居者4名、職員1名)、前橋市内の病院で10名(患者7名、職員3名)の発表がありました。また、既に集団感染が発表されている安中市内の事業所(4/30)で従業員1名、利根沼田保健所管内の中学校で学校職員1名の追記もありました。
新規陽性者は伊勢崎、前橋、高崎、太田で79%(76名)。感染経路が判明している新規陽性者45名のうち19名は同居家族、17名は濃厚接触者/接触者、9名は接触者検査陽性者。感染経路不明者51名が10の保健所管内で確認され、高崎と前橋だけで67%(34名)。今後引き続き新規陽性者の増加が懸念されます。
変異株患者20名(感染経路不明者19名を含む)が発表され、175名になりました。
【解説】
入院中と入院等調整中が増加し、その結果、療養者数が増加。入院等調整中の患者が130名、療養者数の5人に1人の20%が自宅にいます。
【解説】
直近1週間の移動平均値は全て(入院中、宿泊療養中、入院等調整中)で増加が続いています。その結果、療養者数の増加も続いています。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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