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執筆者の写真 EBIC Jr.

桐生、伊勢崎、群馬県全体に良い兆しが見え始めました(2/7日)



【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を前日2/5(金)の値と比べると、桐生がようやく赤色から橙色に変化しました。伊勢崎で数値が低下し始めると、高止まりしていた群馬県全体の値も低下し始め、良い方向に向かって変化しています。

一方、吾妻では数値が更に増加して過去最高の値になりました。しかし、この集団感染以外で感染の広がりは吾妻で確認されていないので時間の経過で必ず低下します。


【解説】

本日2/6(土)は新たな集団感染は確認されませんでしたが、すでに集団感染が発表されている吾妻保健所管内の専門学校で 3名(生徒2名、職員1名)、館林保健所管内のショートステイで職員1名の追記がありました。

集団感染関係を除いて感染経路が判明している14名(高齢者2名、園児2名、小学生1名、高校生1名を含む)の57%が同居家族内感染です。割合が少し低くなりましたが、高齢者や子供を含む家庭内感染が続いています。


【解説】

宿泊療養中が大きく増加して、それに伴って入院調整中が大きく減少しました。良い方向に変化しています。


【解説】

直近1週間の移動平均値をみると、入院調整中はまだ増加が続いていますが増加速度が減少しました。宿泊療養中の増加速度はさらに上がっています。良い兆しです。宿泊療養施設の運用が順調に続けば、入院調整中はもう少しで減少に転じます。


【解説】

⑥感染経路不明者の割合が4日間連続で低下しました。良い兆しの始まりです。その他5つの指標はまだ高止まりです。この状況が続けば、次に④新規感染者数、⑤新規感染者数の比が減少するはずです。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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