新規陽性者の60歳以上の割合は減少しているが実数は増加、病床使用率増加(7/6水)
- EBIC Jr.
- 2022年7月6日
- 読了時間: 2分


【解説】
本日7/6(水)、新たな集団感染2件。
・高崎市内の保育施設で14名(職員2名、園児12名)
・みどり市内の高齢者福祉施設及び関連の介護事業所で6名(入所者4名、利用者2名)
既に発表されている集団感染の追記0件。
新規陽性者は先週の水曜日の114名より243名増加して357名(3.13倍)。新規陽性者は30代以下が70%(10歳未満が24%、10代が17%、20代と30代が29%)、60歳以上は8%。新規陽性者の7日間平均を1週間前と比べると20代と30代では4%増加して29%、60歳以上は7%減少して9%。

【解説】
7日間平均を1週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると60歳以上が増加に転じ、経路不明、調査中、10歳未満の増加が続く。その結果、新規陽性者の増加も続く。

【解説】
本日7/6(水)は昨日と比べると新規感染者数、新規感染者数の比、病床使用率が増加、感染経路不明の割合が減少。新規感染者数の今週先週感染比は1.0以上が5日間続く。感染の状況は4項目中3項目が基準値以上。病床使用率レベル1、重症病床使用率レベル0が続く。

【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を7/5(火)の値と比べると12保健所中1保健所(吾妻)で減少、11保健所(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、藤岡、富岡、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。12保健所で2.2名から15.5名/日。

【解説】
入院等調整中が減少したが、入院中、宿泊療養中、自宅療養中が増加。特に自宅療養中が著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。重症0名、中等症1名減少して8名に、死亡0名。

【解説】
本日7/6(水)の直近1週間の移動平均値は全て(入院中、宿泊療養中、自宅療養中、入院等調整中)の増加が続く。その結果、療養者数の増加も続く。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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