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新規感染者数の7日間平均が再び増加に転(8/10水)



【解説】

本日8/10(水)は昨日と比べると新規感染者数と病床使用率が増加、新規感染者数の比と重症病床使用率減少。新規感染者数の今週先週比1.0以上が40日間続く。感染の状況は4項目全てが基準値以上。病床使用率レベル3、重症病床使用率レベル1が続く。


【解説】

本日8/10(水)、新たな集団感染5件

・高崎市内の高齢者福祉施設 その1で21名(入所者9名、職員12)

・高崎市内の高齢者福祉施設 その2で27名(入所者15名、職員12)

・利根沼田保健所管内の高齢者施設で6名(入所者5名、職員1名)

・桐生市内の高齢者福祉施設で11名(入居者8名、職員3名)

・みどり市内の医療機関で9名(入院患者6名、職員3名)

既に発表されている集団感染の追記2件

・8/5高崎市内の医療機関で8名(入院患者7名、職員1名)の追記(70名に)

・8/4高崎市内の高齢者福祉施設で4名(入所者1、職員3)の追記(40名に)


新規陽性者は先週の水曜日の2,538名より246名増加して2,784名(1.10倍)。調査中が18%、感染経路不明の割合が86%。年代別に見ると、30代以下が57%(10歳未満が14%、10代が13%、20代と30代が30%)、60歳以上が17%。7日間平均を1週間前と比べると20代と30代は1%増加して29%、60歳以上は2%増加して17%。


【解説】

7日間平均を1週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると調査中と10歳未満が加速増加、経路不明と60歳以上が減速増加。その結果、新規陽性は減速増加。


【解説】

宿泊療養中が減少、入院中、自宅療養中、入院等調整中が増加。特に自宅療養中と入院等調整中が著しく増加。その結果、療養者数も著しく増加。重症1名減少して2名、中等症5名減少して73名に、死亡3名増加して4名に。


【解説】

本日8/10(水)の直近1週間の移動平均値は宿泊療養中の減少が続く、入院中と入院等調整中が減速増加、自宅療養中が加速増加。その結果、療養者数は加速増加。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を8/9(火)の値と比べると12保健所中6保健所(伊勢崎、安中、藤岡、太田、桐生、館林)で減少、6保健所(前橋、高崎、渋川、富岡、吾妻、利根沼田)で増加。12保健所で58.4名から135.0名/日。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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