新規感染者数の今週先週比が1.0以上に転、重症の増加傾向続く(8/20土)
更新日:2022年8月21日


【解説】
本日8/20(土)は昨日と比べると新規感染者数、感染経路不明の割合、新規感染者数の比、病床使用率が増加。1.0未満が8日間続いていた新規感染者数の今週先週比が1.0以上に転。感染の状況は4項目中3項目が基準値以上。病床使用率レベル3、重症病床使用率レベル1が続く。

【解説】
本日8/20(土)の直近1週間の移動平均値は宿泊療養中と入院等調整中の増加が続くが、入院中と自宅療養中の減少が続く。その結果、療養者数も減少が続く。重症の増加傾向が続く。

【解説】
本日8/20(土)、新たな集団感染0件
既に発表されている集団感染の追記0件
新規陽性者は先週の土曜日の2,503名より287名増加して2,790名(1.11倍)。調査中が18%、感染経路不明の割合が89%。年代別に見ると、30代以下が56%(10歳未満が11%、10代が13%、20代と30代が32%)、60歳以上が17%。7日間平均を1週間前と比べると20代と30代は2%増加して31%、60歳以上は1%減少して16%。

【解説】
7日間平均を1週間前の同じ曜日の7日間平均と比較すると調査中、10歳未満、60歳以上の減少続くが、経路不明が増加に転。その結果、新規陽性も増加に転。

【解説】
入院中、宿泊療養中、入院等調整中が増加、自宅療養中が著しく減少。その結果、療養者数も著しく減少。重症8名、中等症82名、死亡3名減少して0名に。

【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を8/19(金)の値と比べると1保健所(富岡)で減少、11保健所(前橋、高崎、渋川、伊勢崎、安中、藤岡、吾妻、利根沼田、太田、桐生、館林)で増加。12保健所で73.1名から116.2名/日。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)