【解説】
医療提供体制の①病床の逼迫具合と②療養者数は回復傾向が続いています。
しかし、感染の状況の④新規感染者数は足踏み状態が3日間続いています。次に示す図を参照していください。コロナ疲れで、また一息入れているかのようです。⑥感染経路不明者の割合が1週間前とほぼ同じです。これを低くしないと、④新規感染者数は減少しないし、集団感染発生の危険性も低下しません。
より
【解説】
感染経路不明79%はあまりにも高い値です。以前のように感染経路不明者の行動歴を公表していただけると、県民が何に注意して行動すると効果的なのかを理解でき、行動変容につながるのではないでしょうか?
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を前日2/15(月)と比べると、太田が黄色から白色に、館林が橙色から黄色に変わりました。しかし、群馬県全体の値は2/12(金)と同じ値で、まだ足踏み状態です。
【解説】
療養者数は順調に減少しています。重症者も減少し、良い傾向が続いています。しかし、2/14(日)と2/15(月)に陽性であることが判明した合計29名(高齢者、県外在住者、県外陽性者を含む)よりも2/15(月)18:00の入院調整中(40名)が多い理由が分かりません。
【解説】
直近1週間の移動平均値をみると、入院中と宿泊療養中が減少し続けているにも関わらず、入院調整中が減少しません。病床や部屋の数以外の問題のようですが、それが何なのかは分かりません。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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