新たな集団感染が利根沼田保健所管内に拠点を置く事業所で発生(1/5水)


【解説】
本日1/5(水)、新たな集団感染が利根沼田保健所管内に拠点を置く事業所で従業員7名(ワクチン接種2回済み2名、未接種5名)発表。12/22発表の前橋市内の製造工場で従業員2名(ワクチン接種状況発表なし)の追記と陽性者1名の取り消し発表(58名に)。
新規陽性者は先週の水曜日の16名より8名多い24名。感染経路が判明している新規陽性者14名は濃厚接触者5名、接触者1名、同居家族1名、濃厚接触者等7名。感染経路不明者は10名(高齢者1名を含む)。

【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を1/4(火)の値と比べると12保健所中4保健所(前橋、高崎、渋川、利根沼田)で増加、4保健所(伊勢崎、太田、桐生、館林)で減少。その結果、群馬県全体で減少。

【解説】
本日1/5(水)は昨日と比べると、新規感染者数、感染経路不明の割合、新規感染者数比、病床使用率が増加。レベル1を維持。

【解説】
本日1/5(水)の直近1週間の移動平均値は昨日と同じく、入院中と自宅療養中の増加、宿泊療養中の減少、入院等調整中の0が続く。その結果、療養者数は0から増加に転。入院率40%未満15日間続く。

【解説】
入院等調整中が減少、一方、入院中、宿泊療養中、自宅療養中が増加。その結果、療養者数は大きく増加。重症1名、中等症4名増加して11名、死亡0名。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)