【解説】
感染状況の悪化がついに6指標のステージの変化として現れました。感染状況の④新規感染者数がステージ3に、⑤新規感染者数の比がステージ4になりました。その結果、6指標のうちステージ4が2つ、ステージ3が2つとなり、リバウンドに突入。
この状況が続くと医療提供体制が近々にリバウンドする可能性があります。そうすると、緊急事態宣言対象県になるかもしれません。今が一番大切な時期です。
立春で暖かい日差しの中、高齢者の不要不急の外出自粛は辛いですが、群馬県はまだ警戒度4です。お彼岸までには回復する(私の希望的)シナリオです。コロナの薬は時間です。待っている間、アフターコロナのために自分の潜在能力を高めましょう!
【解説】
本日2/2に新たな集団感染が前橋市内の高校(生徒5名)で確認されました。そして、既に発表されている集団感染で、桐生市内の住宅型有料老人ホームで6名、館林保健所管内のショートステイで1名の追記がありました。
感染経路不明者(特に伊勢崎)や高齢者の割合が高いことも気がかりです。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を前日の2/1の値と比べると、高崎が黄色から白色に変化しました。本日2/2、高崎の新規陽性者が0名だったことの効果です。群馬県全体の値は高止まりです。
【解説】
入院中と宿泊療養中が増加しましたが、入院調整中が減少。
直近1週間の移動平均値は、ついに入院中が増加(2名)に転じました。入院調整中は増加が続いています。総患者数は1名減で、減少速度はさらに低下しました。医療提供体制の状態は日々悪化しています。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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