【解説】
感染状況の④新規感染者数、⑤新規感染者数の比が期待どおりに減少して、感染状況の3つの指標④⑤⑥が全てステージ2になりました。医療提供体制の②療養者数は増加が続いていますが、①病床使用率はゆっくりですが、減少が始まりました。感染状況が改善に向かっているので、この状況が続けば医療提供体制も回復するはずです。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を前日2/6(土)の値と比べると、桐生が橙色からに黄色に変化しました。伊勢崎では数値が低下し続けています。良い方向に向かって変化しています。一方、残念ながら、太田が白色から黄色になり、館林と吾妻の値が高くなりました。低下し始めた群馬県全体の値は高止まりになりました。
【解説】
本日2/7(日)は新たな集団感染は確認されませんでしたが、すでに集団感染が発表されている吾妻保健所管内の専門学校で生徒1名、館林保健所管内のショートステイで利用者1名の追記がありました。
感染経路不明の割合は高いけれども、高齢者の割合は低くなりました。集団感染関係を除いて感染経路が判明している7名(高齢者1名、中学生1名を含む)の29%が同居家族内感染で、家庭内感染の割合もさらに低くなりました。
【解説】
小さな変化ですが、入院中と宿泊療養中が減少して、入院調整中が増加しました。
【解説】
直近1週間の移動平均値をみると、入院調整中が期待どおり減少に転じました。宿泊療養中の増加、入院中の減少が続いています。療養者数の増加速度が減少しました。徐々にですが、全てがとても良い方向への変化です。順調に続けば、療養者数はもう少しで減少に転じます。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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