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執筆者の写真 EBIC Jr.

年末年始の影響がようやく少なくなって高止まり状態(1/19)



【解説】

本日1/18も、退院・退所等が順調です。3日間連続です。しかし、総患者数の3人に1人(34%)が入院調整中です。

宿泊療養施設の部屋数は十分にあるのに、入院調整中の患者が宿泊療養施設に入所できないのは全国的な問題となっている様です。理由として、退所後の消毒手順が議論されていました。消毒作業はフロアー毎に行っているために、同じフロアーの療養者が全員退室しなければ作業ができない手順になっているのかも知れません。やはり、運用の問題のようです。退室後に入室する患者は陽性者なので普通の清掃で良いのでは?との意見もありました。ガイドラインの見直しに期待したいです。また、今月下旬に高崎に第3棟目が開設予定なので、それにも期待しています。

総患者数の直近1週間の移動平均値の増加が止まりました。高止まり状態に入りました。しかし、入院患者数は2名増。


より


【解説】

新たな集団感染発生の発表はありませんでしたが、既に発表されている集団感染の追記1名(太田市の介護事業所入居者)がありました。

本日1/18(月)発表は前日1/17(日)に判明した結果です。週末の検査は大幅に減少しているためか陽性者数も激減しています。しかし、小学生2名(前橋市)と園児1名(大泉町)が含まれています。

前橋で感染経路が判明している陽性者11名は全て濃厚接触者あるいは接触者でした。3名は藤岡の中学校での集団感染者の濃厚接触者(前橋市外に勤務の学校教員)の濃厚接触者(高齢者2名を含む)でした。また、前橋在住の学生間(前橋市内外の学生)で感染が拡大(濃厚接触者3名)していますが、大学外での活動のようです。

太田での陽性者10名のうち6名が同居家族(2家族)で、依然と家族内感染が多いです。吾妻では会社員の濃厚接触者2名が会社員でした。会社内での感染拡大がないことを願っています。

高崎の感染経路不明3名は全員60代以上の高齢者でした。


【解説】

人口10万人当たりの直近1週間の移動平均値は、群馬県全体で2.9名/日。高止まりです。


【解説】

新規感染者の先週比は1未満(0.9)を維持しており、政府の6指標のうちステージ4が3つ、ステージ3が1つを持続しています。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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