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変異ウイルスであっても従来のウイルスであっても大切なことは同じ(1/26)

執筆者の写真:  EBIC Jr. EBIC Jr.


【解説】

入院中は4名減、総患者数と入院調整中が大きく減少。入院調整中は総患者数の7人に1人(14%)になりました。でも、宿泊療養中は2名増。新たな宿泊療養施設が1/25に開設したのに何故でしょうか?

直近1週間の移動平均値は、総患者数が19名減で減少が7日間続いています。入院患者数は4名減で減少が6日間続いています。入院調整中も18名減で減少が5日間続いています。良い方向に向かっています。減少が続いていた宿泊療養中は1/24(日)から増加に転じました。第3棟目となる高崎の宿泊療養施設が1/25(月)から利用可能となるので、宿泊療養中がさらに増加することを期待していましたが4名増。何故??


【解説】

藤岡市内の保育施設で集団感染6名(園児3名、職員3名)が発表されましたが、発表は1名(1/24陽性判明)のみ。1/24に発表された前橋市内の学校給食共同調理場(東部)の集団感染(5名)の4名が発表されました。

群馬県内で感染経路が判明している28名のうち17名は同居家族内の感染(高齢者6名と未就学児1名を含む)、6名は集団感染関係。前橋から発表された未就学児3名は同じ未就学児(1/23発表)の濃厚接触者でした。集団感染に発展する可能性があります。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値は低下しました。伊勢崎は赤色から橙色に、利根沼田は橙色から黄色に、吾妻は黄色から白色に変化しました。赤色は藤岡のみになりました。群馬県全体でも低下が続いて橙色から黄色になりました。しかし、まだ警戒閾を脱していません。


【解説】

医療提供体制の①病床使用率は50%代でステージ4、②療養者数はステージ3。6つの指標のうちステージ4は①病床使用率のみを維持しています。


変異ウイルス 最新情報と専門家の意見(1/22) イギリスで最初に確認され、1月17日時点で日本も含めて58の国と地域で確認されている感染力が強い新型コロナウイルスの変異ウイルスに関する専門家WHOペボディ博士の意見。

「各国がすべきたとこれまで言ってきた対策を続けるべきです。手をしっかりと洗うこと、人と接するときはマスクをすること、人との間に距離を取ること。これらすべてが、ウイルスが広がる可能性を少なくするのに、大切なんです。体調が悪くなったら、家で過ごすこと。感染した疑いのある人は検査を受けること。もし感染が確認されたら、隔離すること、変異ウイルスであっても従来のウイルスであっても、これらすべてが大切なんです。」


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)



 
 
 

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