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執筆者の写真 EBIC Jr.

増加速度が入院中と入院等調整中で上昇、宿泊療養中で低下、なぜ?(5/9 日)



【解説】

直近1週間の移動平均値は、宿泊療養中が減少に転じました。しかし、入院中と入院等調整中は増加が続いています。その結果、療養者数の増加も続いています。

この1週間、入院中と入院等調整中の増加速度が増し、宿泊療養中の増加速度が減少しています。なぜ?


【解説】

入院中と入院等調整中が大きく増加しましたが、宿泊療養中が大きく減少。その結果、療養者数はやや増加。入院等調整中の患者が189名、療養者数の4人に1人以上27%が自宅にいます。


【解説】

昨日5/8(土)の数値と比べると、①病床使用率の割合が増加。重症病床使用率はステージ3の一歩手前で踏みとどまっています。5指標のうち4指標がステージ4。


【解説】

既に発表されている集団感染、前橋市内の病院(5/7)で患者1名の追記がありました。

新規陽性者は伊勢崎、高崎、太田で63%(56名)。感染経路が判明している新規陽性者55名のうち21名は同居家族、18名は接触者検査陽性者(12名は伊勢崎市の会社員)、16名は濃厚接触者/接触者。感染経路不明者34名が9の保健所管内で確認され、高崎と前橋だけで44%(15名)。今後引き続き新規陽性者の増加が懸念されます。

変異株患者2名(感染経路不明者1名を含む)が発表され、191名になりました。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を5/8(土)と比べると、前橋、冨岡、利根沼田、桐生で減少。高崎、渋川、伊勢崎、安中、太田、館林で増加。その結果、群馬県全体で増加。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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