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報道される感染者数に一喜一憂しないために何を注視すべきか?(1/25)



【解説】

死亡1名。前日(1/23)と較べて重症者変化なし。本日(1/24)も退院・退所等が多かったので、総患者数、宿泊療養中、入院調整中が大きく減少。入院中も4名減。入院調整中は総患者数の5人に1人(20%)になりました。

その日の(報告日別の)感染者数だけで感染状況を把握することはできません。報告日別の感染者数は事務作業の状況や曜日など様々な要因で変動するからです。発症日別に算出される感染者数が最も信頼できます。しかし、発症から診断までの時間差があるため、速報値がニュースになります。発症日での解析結果の代わりに、7日間の平均値を出した数値(7日間移動平均値)が1つの手段として利用されています。

直近1週間の移動平均値は、総患者数が20名減で減少が6日間続いています。減少速度も少し早くなりました。入院患者数は3名減ですが、減少が5日間続いています。入院調整中は5日間連続して減少が続いています。良い方向に向かっています。第3棟目となる高崎の宿泊療養施設が1/25(月)から利用可能となるので、宿泊療養中が増加して入院調整中がさらに減少することを期待しています。


【解説】

既に発表されている高崎市内の私立高校の集団感染に13名(生徒10名、職員3名)の追記がありました。しかし、新たな集団感染の発表はありませんでした。群馬県内で感染経路が判明している18名のうち9名は同居家族内の感染(高齢者3名を含む)、集団感染関係が4名。


【解説】

人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値は太田が橙色から黄色に変化しました。赤色は伊勢崎と藤岡のみになりました。群馬県全体でも低下が続いていますが、まだ警戒閾を脱していません。


【解説】

医療提供体制の①病床使用率が60%未満になり、②療養者数はステージ4からステージ3になりました。6つの指標のうち、ステージ4は①病床使用率のみとなりました。

地域の感染状況を判断するのは政府ではなく都道府県なので、この指標は「目安」とされており、ステージごとに実施すべき対応を定めたものではありません。しかし、もし、感染状況が下火になれば「基本的には医療提供体制には問題がないと考えられる」ため、日常生活を送る上では感染の状況の3つの指標(④、⑤、⑥)を注視します。感染が再び拡大する状況下では医療提供体制の状況が問題となります。その際には①病床使用率と②療養者数を注視します。感染者が急激に増加(⑤新患者数の比)すると病床数が確保されていても簡単に超えるので、指標に届かないかどうかを見ているだけでなく、感染者をいかに増やさないかが重要となります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2dc645df02d5a8b66dcbd3cb0bdfca3023b8b2?page=2

を参考。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)


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