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執筆者の写真 EBIC Jr.

医療提供体制が一転して厳しい状況に、吾妻は新規陽性者2名未満/日に(5/23日)



【解説】

重症者が1日で5名も急激に増加。退院・退所が少なかったこともありますが、入院中と宿泊療養中が増加。その結果、療養者数は大きく増加。この1週間、連日、1名から2名の死亡報告がありましたが、本日は最も多い3名。1日にして一転して厳しい状況に。


【解説】

本日5/23(日)の直近1週間の移動平均値は、全て(入院中、宿泊療養中、入院等調整中)が減少、その結果、療養者数は大きく減少。しかし、入院中と入院等調整中の減少速度が低下。その結果、療養者数の減少速度も低下。


【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を5/22(土)と比べると、渋川、吾妻、利根沼田で減少。前橋、伊勢崎、安中、藤岡、冨岡、太田、桐生、館林で増加。その結果、群馬県全体で増加。吾妻が2名未満/日に。安中が再び2名以上/日に。


【解説】

既に発表されている集団感染5/22(土)に館林保健所管内の工場(5/20)で従業員3名、5/23(日)に前橋市内の病院(5/7)で職員1名、前橋市内の保育施設(5/19)で職員1名、伊勢崎市内の医療機関(5/20)で患者1名、桐生市内の住宅型有料老人ホーム(5/22)で5名(入居者2名、職員3名)の追記がありました。

新規陽性者が12保健所中10保健所で確認され、前橋、太田、桐生、安中で59%(40名)。感染経路が判明している新規陽性者38名のうち18名は同居家族/同居人、12名は接触者検査陽性者、8名は濃厚接触者。感染経路不明者20名を8保健所管内で確認。前橋と太田で50%(10名)。

変異株患者5名(感染経路不明80% 4名)が発表され、481名になりました。


減少傾向が続いていた①病床使用率と④新規感染者数が増加に転じ、重症病床使用率がステージ2からステージ3に戻りました。5指標のうち医療提供体制の2指標がステージ4、監視体制と感染状況の2指標がステージ3のままで変化ありません。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)

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