【解説】
医療提供体制の①病床使用率がステージ2になりました。その他の指標(②療養者数、④新規感染者数、⑤新規陽性者数の比)は足踏み状態です。
【解説】
直近1週間の移動平均値は、療養者数の減少速度が更に上昇しました。群馬県の医療提供体制は回復しつつあります。
【解説】
入院等調整中が増加しましたが、入院中と宿泊療養中が減少した結果、療養者数が大きく減少しました。
【解説】
桐生保健所管内のみどり市では2/26(金)から3/8(月)までの11日間に高齢者5名が感染経路不明の陽性者(福祉事業従事者1名、無職4名)として確認されています。そして、3/6(土)までに確認された3名から同居の高齢者3名へ感染拡大しています。
同じく桐生保健所管内の桐生市で、高齢の感染経路不明者1名から同居家族2名(医療従事者1名と福祉事業従事者1名)の陽性が確認されました。桐生保健所管内で、これ以上、高齢者への感染拡大がないことを願っています。病床使用率がステージ2になりましたが、不安要素を抱えたステージ2です。
【解説】
保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を3/8(月)と比べると、伊勢崎が黄色からに緑色に変化し、館林で数値が減少して落ち着きを取り戻しつつあります。一方、桐生が黄色から橙色になり、悪化の方向に進行しています。
佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)
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