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執筆者の写真 EBIC Jr.

前橋の工場で集団感染発生、前橋の新規陽性者が最も高い値に(4/12月)



【解説】

保健所別にみた人口10万人当たりの直近1週間の新規陽性者の移動平均値を4/11(日)と比べると、伊勢崎、藤岡、桐生で減少。前橋、高崎、安中、太田、館林で増加。その結果、群馬県全体の値は増加。この1週間、前橋で増加し続けて、ついに2.2名/日となり、群馬県下で最も高い値となりました。前橋と富岡で2名以上/日となるのは今までと様子が違っています。変異株N501Yの影響を受けていないか心配です。


【解説】

前橋市内の工場で新たな集団感染(職員8名)の発表がありました。そして、すでに発表されている前橋市内の住宅型有料老人ホームの集団感染で2名追記。

感染経路が判明している前橋の10名うち7名は集団感染関係。太田の7名のうち5名は感染経路不明者1名の同居家族。館林の5名のうち3名は感染経路不明者1名(板倉町)の同居家族、2名は感染経路不明者1名(大泉町)の同居家族。

感染経路不明者は3名のみ。


【解説】

昨日4/11(日)の数値と比べると、①病床使用率が減少してステージ2になりました。④新規感染者数と⑤新規感染者数の比の値は増加し、⑤新規感染者数の比がまたステージ3に逆戻り。一進一退が続いています。

高齢者の割合が少なく、この4日間は20%未満が続いています。新規感染者数は増加しているけれども病床使用率が増加しないのは高齢者が少なくなっていることが要因かもしれません。


【解説】

直近1週間の移動平均値は入院中の減少がかろうじて続いていますが、療養者数が増加に転じました。


【解説】

入院中が減少しましたが、宿泊療養中と入院等調整中が増加しました。その結果、療養者数は変化なし。


佐竹幸子(元群馬大学准教授/元NPO法人EBIC研究会理事長)



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